庵野秀明監督

この前NHKで庵野秀明監督の特集をやっていました。
ちょうど四柱推命や算命学のお勉強をしながらだったのと、生年月日も紹介されていたので命式を作ってみました。

日月年
庚辛庚
戌巳子

年月日の柱全てが金の気で、しかも異常干支揃いなのでかなりの変わり者みたいです。天干庚の5月生まれは創始者でもあります。言わずと知れた、その後のアニメ界を大きく変えたとされるエヴァンゲリオンの創始者の方です。

ちょっとびっくりしたのは日柱の持っている業です。
番組中では昔からロボットアニメが大好きで(このあたりも庚らしい)、ロボットのお絵描きをよくしていたけれど、片足がないとか欠けた状態のものばかりだったそうです。
お父様が事故で片足を失われていたということで、その影響もあったというような内容でした。
欠けたものに美を見出すと紹介されていましたが、日柱の持っている業は、身体が傷つくとか怪我をするというもので、その度に業が消化されて運が上がるというものです。普通の人に比べて傷とか怪我とかには縁があるのです。
身体の怪我ではないかもしれないけれど、ご本人も制作において心が壊れるような体験を何度もされていて、でも映画はヒットして根強いファンを長年魅了し続けてきました。
そういえば作品の登場人物も眼帯とか包帯ぐるぐる巻きのイメージがあります。
心の傷とか壊れたメンタルも重要なテーマですね。

独自の世界観、将軍のように集団を率いる干支で、ブレイクスルーで必ず成功する強運の持ち主でもあります。
他の干支も、創造主、目に見えない世界とこの世をつなぐ、ずば抜けた芸術的センスや空想力、高いプライドというキーワードがずらりです。
しかも日柱はかいごうという特殊な干支でもあり、並外れた判断力や才能、激動の運勢の持ち主です。
メインの星も偏官なので一本気で負けず嫌い、行動力がすさまじいです。
日柱蔵干は壬で、器が大きく芸術や創造の才能、既成概念にとらわれないユニークさがあります。

天中殺は寅卯で、パートナーとの関わりがとても重要です。番組でも奥様が登場して普段の様子などを語ってらっしゃいました。一途だしすごい前進力があって、天中殺の中でも最もパワフルです。
中年以降に運気や金運もアップしてきます。そういえば作品はパチンコ台とか色々なコラボレーションもしていたように思います。

大運を見ると2015年から6巡目なので、色々なことを手放したり終わらせる段階なのかもしれません。
新世紀エヴァンゲリオンならぬ四半世紀エヴァンゲリオンと誰かも言っていましたが、終わらせるタイミングとしてちょうど良いなと思いました。
金属が炎でじっくりと鍛え上げられて、さらに磨きがかかってきています。
水の上で揺らぐような幻想的な炎なので、イマジネーションパワーがすごいです。
数年前のシンゴジラも大ヒットしていましたね。
正官なので物事の成果も出るし自分の立場や、心がしっかりとします。

更にいえば今年は辛丑年なので、月柱の辛巳とは大半会という素晴らしい幸運の時期にあたります。西洋占星術でいうところのトライン強力版みたいな感じです。
しかも金の気なのでより強調されています。思いはひとつ、そしてしっかりと結びつく。
遅れに遅れたそうですが、これ以上ないタイミングでの公開だったのではないかと思えます。

※後で見たら昨年は還暦であり、律音でした。普段の倍の力が発揮されていたかも?

映画の内容がちょっとどんな感じなのか確かめたいです。
観に行った人達に聞くと綺麗に収まって伏線も回収できてて良かったという声が多いです。

ホロスコープもたててみたら、月が牡羊座後半で、ちょうど冥王星スクエアです。
月は習慣なので、ずっと続けてきたことを終わらせる、切り替えるタイミングになります。
激しいストレスや、場合によってはメンタルがやられたり周りから害される事も表すのですが、もしかしたら完成させた頃が最もタイトなスクエアで、そろそろ解放されて余韻が残ってるくらいかもしれませんが。

つい長々と書いてしまいましたがこうやって人のをじっくり見ていると面白いです。
ますますお勉強がはかどります。