冥王星in山羊座
ついに1月26日の12時40分頃、冥王星が山羊座入りしました。
ちょっと前から、冥王星に先駆けて木星も山羊座入りし、土星は乙女座入りしていて、長期的で安定した土のトライアングルを形成しています。ケチり過ぎない、堅実な生活というイメージでしょうか。
射手座は火の星座であり、海外旅行とか、高度な学問、宗教など、抽象的、精神的な事柄、みんなで盛り上がるとか、冒険的で、勢いのある星座です。
それに対し、山羊座は、堅実で、現実主義的、冒険はせず、地道に上り詰めていく感じの星座です。
射手座の最後の度数、30度「法王」は、スピリチュアルの象徴という、まさに射手座の精神世界を象徴するそのまんまのシンボルですが、それが山羊座1度に入るという事は、地に落ちる、というと聞こえは悪いですが、一旦火が消える感じです。
五行論では火から土が生まれます。射手座から山羊座という流れは、火での学びを土に生かす形になります。
スピリチュアルブームは沈静化しますが、それが消えてしまうのではありません。
現実の生活を懸命に過ごす中に、生かされていく形になるはずです。
計ったかのごとく、木星と土星が山羊と乙女座で安定した角度を取っているので、とてもスムーズな山羊座入りになった気がします。
今回の山羊座入りのチャートを作ってみたところ、全体的に、ノリの良い雰囲気です。
この瞬間のチャートは、今後の山羊座冥王星時代を読み解く上で重要です。
火星と水星海王星が120度、天王星と月が対向していて、地域や文化を超えた交流、意識変革を表します。
冥王星と共にある木星は自然のリズムに同調する、のんびりムードの度数です。
同じく山羊座初期の金星は、実際的、具体的な物質感覚を表します。
のんびりしていて、なおかつ心は突き抜けて自由です。会話も盛り上がる配置です。
派手な成功を夢見たり、冒険はせず、仕事を頑張りつつ、日々を楽しみながら生活するでしょう。
とても良いタイミングで山羊座入りしてくれた冥王星に感謝です。
6月中旬に再び射手座に戻りますが、11月末からは、また山羊座に戻り、それからはおよそ16年間、山羊座にあります。どっしり地道な土の世界です。
その後、水瓶座に入り、アクエリアンエイジと呼ばれる、水瓶座時代に本格突入するといわれています。
私は月が11ハウスにある関係で、水瓶座的な事柄は、とても馴染みやすいというか、居心地が良いので、今後の流れが楽しみです。