神の指の夏至


今年の夏至は6月21日8時59分です。

今回の夏至は、神の指と呼ばれる、運命的、宿命的な事柄を表す、ヨッドという天体配置が見られます。

起点(ASC、個人とか、国民)を表す部分には獅子座の火星があり、がんがん行くぞー!という勢いがあります。ドラゴンテイルが重なっているので、一層、放出系な感じです。

その真向かいにある、対人、対外的な部分(DSC)にはドラゴンヘッドに重なった海王星があり、スピリチュアル系の人物、この世のものではない存在、あるいは単に怪しげな人がやってくるという意味になります。
また、マスメディアという意味にもなります。とにかく、この海王星が示す存在は、新しい、未知なものを持ち込みます。

さらに、趣味を表す部分には山羊座の月と木星が、深い人間関係を表す部分には魚座の天王星が調和し、それぞれが火星に対してヨッドを形成しています。

火星に対して月木星と天王星がそれぞれ150度のヨッドを作り、さらに、火星の真向かいに海王星があるので、4つの点が綺麗な矢の形になっています。

ここでポイントなのは、それぞれの度数の持つ意味で、霊的な意味が多いのが面白いです。
月は自然霊、木星は聖歌隊、天王星は降霊会で物質化する霊媒が調和して、そこに、なりふり構わず集中する度数のガンガン行く火星の3点が宿命の角度を作っていて、さらに、新しさをもたらす理知的なスピリチュアル人物を表す海王星が火星の真向かいです。

夏至というのは一年のうちの、陽の極ですが、こういう霊的な度数が沢山現れているのは興味深いです。

何かを作り出すために集中して頑張っている人には、そういった対人関係や、霊的なものや、インスピレーションから、様々な援助がもたらされる配置です。
イメージが具現化されたり、周囲から新しい考え方がもたらされて、良い刺激が受けられそうです。

また、その刺激を、具現化する配置に土星、金星を伴う夏至の太陽、生み出す冥王星が調和しています。
対人関係においては、企業や学校、友人関係の中で、年齢や性別、国籍などを無視した公平な人付き合いと、その中での様々なやりとりという形になり、割と平和的な雰囲気です。譲り合いの精神が大事です。

夏至以降に新しく出会う人に、何か運命的なものを感じたら、沢山お話をして見ましょう。また、今期、新しく見聞きするものの中に、自分にとって、重要なヒントがありそうです。
友達づきあいの中では、この人は何か特別なものを感じる、という人から、マニアックな趣味の仲間入りすることもありそうです。