鎮魂祭
先日、宮中の鎮魂祭の日にあわせ、タマフリワークを行いました。
おかげさまで、当初の予定の倍の人数にご参加いただき、日本古来のスピリチュアリズム、タマのアニミズムに触れていただく事が出来ました。
ご参加くださった皆様と、今回も場所を貸していただいたり、色々とご協力いただきました蓮見天翔さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
私がモットーとしているのは、スピリチュアルに偏るのではなく、あくまでもアカデミックな視点から見た、古代人の魂に対する考え方を元に、ワークを行うことです。
また、そういった、古代人の考え方や、タマフリ本来の意味を知って行うことで、効果はかなり違ってくるはずです。
神社の祭神の由来を知ってお参りしたほうが良いのと同じです。
前回は初回という事もあって、最初の方はかなりしどろもどろだったのですが、今回、それほど緊張することもなく、古代人の魂についての思想や、儀式の意味について、お伝えすることが出来たのが嬉しいです。
今回は宮中儀式のタマフリがメインということで、ムスビの信仰以外は、縄文の話はあえてあまりしませんでした。
賀茂のミアレ神事もそうですが、大事なお祭りは夜間に行われることも多いです。
夜はカミの時間です。特に夜の時間が長いこの季節は、向こうの世界のエネルギーが強いと考えられていました。
旧暦から新暦に写った段階で、本来の鎮魂祭の時期がずれているのですが、それでも冬至に向かって続けることで、向こうのエネルギーを取り込む効果が高いです。
冬至こそ、向こうの世界のエネルギーがピークに達している日であり、太陽の蘇りに近づく、最も神聖な日でした。
世界的に冬至のお祭りが行われていました。クリスマスも元は土着信仰です。
そんなわけで、今度は12月21日の冬至の日にも、場所を移してワークを行います。
私一人ではなく、月相のプロである蓮見天翔さん、旧暦のあきもとキンぢ氏との三本立てになっています。月相は、個人の生まれの月相による性質などを読み解き、旧暦は本来の暦である月のリズムについてのワークです。
私は、冬至に関連した、縄文の蛇信仰やタマフリについてお話しする予定です。
なので、今回とは大幅に内容が変わってきます。より古層に近づきます。
勾玉のお守りは、ネックレスタイプを予定しています。
もし興味のある方はお気軽にお問合せください↓
http://88d.jp/johmon.html
人前で話をするなんて、本当に、今まで何よりも苦手としてきたことですが、なんとか克服できてきたのが、自分でもちょっとびっくりです。
伝えたいという気持ちや、周りの支えてくださる方の存在は大きいとつくづく感じました。
そんなわけで、次回も精一杯頑張ります。今後とも、よろしくお願いいたします。