速読
子供の頃、私は本当に本が大好きで、週に一回、図書館に行って、借りられる冊数の上限10冊の本を借りてきては、2、3日ですぐに読みきってしまっていました。
町の図書館の、児童図書コーナーのほとんどの本を読んだと思います。
2、3歳の頃から童話を読み聞かせられているうち、何冊かの内容をそらんじていて、両親は、この子は天才に違いないと思ったそうです。
でも子供の頃って、意外とこれくらいは普通なんだと思います。
後になって、自分の子供が天才ではなかったと気付いて、両親はがっかりしたようです(笑)
小学生の低学年までは、本当に図書館には世話になりました。
小学校高学年になってからは、倉庫に眠っていた父親の蔵書を引っ張り出してきて、読むようになりました。
その頃に、星新一とか、筒井康隆、遠藤周作、北杜夫に出会って、いろんな意味で影響を受けました。
これが、たしか中学校の頃まで、ものすごくはまっていたと思います。
そしてなぜか、その後、高校生になってからは、あまり本を読まなくなったような。
なんでだろうと思い出したら、高校に入ってから、漫画を読むようになったのでした。
高校の頃に、稲中卓球部とか、お父さんは心配性にはまってしまったのでした。
そしてその後、なんとなく漫画も読まなくなって、本自体から縁遠くなってしまいました。
で、昔は本を読むスピードはものすごく早かったはずなのに、今は、ものすごい遅いです。
読みながら色んなことを思い出したり、考えたりしてしまって、集中できなくなってるのかも。なんでだろう。
それがちょっと悩みだったりするのですが。
この前、私が西洋占星術を習った、松村氏のHPで、本を書く人のための講座の案内が出ていて、そこで、フォトリーディングについて書かれていました。
1ページを1秒で見る、速読みたいなやつです。
とりあえず、自分でフォトリーディングをマスターして、100冊本を読んで、それからマッピングして内容をまとめて、本を書くという内容の講座でした。
本を出したいのはやまやまだけど、朝早い時間から始まる上に、1ヶ月の給料より高い金額では、なかなか手が出ないです。
とりあえず、フォトリーディングは自分でやれるみたいなので、自宅学習用のDVDを買ってみようかなと思っているところです。
それでも、5万円は大きいですけど。
本の匂いとか紙の質感とか、雰囲気を楽しみながら読むのが好きなので、速読が自分の性に合うかどうかもちょっと微妙ですけど。
ただ単に、本を情報を得る媒体としてとらえるなら、それもありなのかも。
ちょうどプログレスの月も、本を指差す度数に入りつつあるので、ちょっと冒険してみようかと思っているところです。