おるめか展
![おるめか展](https://haniwa.ocnk.net/data/haniwa/image/efc7da8df03.jpg)
先日、久々に東京に戻ってきたお友達と、オルメカ展に行ってきました。
写真は、出口に置いてあった、ジャガーの神様の被り物をかぶって大はしゃぎしている私です。
オリエント博物館なるものがあるのは前から知ってましたが、行ったのは初めてです。
ちょうど2012年のマヤ暦の予言とかで、メソアメリカ系の古代文明に関心が高まってるせいか、平日なのに結構人がいました。
オルメカは、ゴムの国の人々と言う意味があり、マヤよりも古いです。
暦の技術自体も、オルメカから引き継がれたものではないかとされているそうです。
天然ゴムを使った大きな玉とかも作られていて、球技を行っていたようです。
南米はサッカーのイメージが強いですが、古代から球技があったというのは面白いです。
サーペンティンや翡翠をつるつるに研磨した仮面とか、石斧とか、現代のものじゃないかというくらいに綺麗に磨かれていて、衝撃的でした。すさまじい技術力です。
目玉の、マヤ暦の石版の一部とかも展示されてて、面白かったですが、個人的には、やはり土偶に目が行きます。
頭が長い、独特の土偶や、ベビーフェイスと呼ばれる、生々しい表情の土偶などもそうですが、頭の上に蛇が乗っている土偶は、日本に共通するモチーフで、興奮してしまいました。
いつもお世話になっている知り合いの研究者の方に、ぜひ見せてあげたいです。
図録も買ったので、先日の石神の資料と一緒に送ってあげようかなと思っています。
マヤ暦は、2012年12月23日に暦が一度終わるということで、世界が滅亡するといわれているそうですが、私は単なる切り替えじゃないかと思っています。
冬至の日は、太陽が1度死に、再生する日でもあります。
大きなサイクルが1度終わって、また新たに1から始まるのではないかなとか。
いずれにせよ、大きな切り替え時に生きていられるというのは、どきどきします。