壊れた月

私が占星術に興味を持ち始めたのは、お店によく来るお客さんに、とても詳しい方がいて、影響を受けたのがきっかけです。
ちょうどその頃、自分が何をやりたいのかわからず、将来について悩んでいて、まずは自分の事をよく知ろう、と思い、勉強を始めました。
今も、ゆっくりのペースですが、講座に行ったりして、学んでいるところです。最近では、一つ一つの度数について、改めて勉強しているところです。

それで、近頃たまに、身近な人や、興味を持ったお客さんにお願いされて、サービスでホロスコープをみてあげたりするのですが、見るたび、つくづく月は重要だな、と思います。

月は、その人の感情や無意識を象徴しますが、幼少時も表すので、いわゆるインナーチャイルド的なものを見ることもできます。
他の天体と角度を取らない孤独な月、冥王星などの天体によって傷つけられた月というのは、幼少時の傷ついた体験を表すので、やはり、基本的に、孤独感があったり、周りと浮いてしまったり、根本的に傷ついている人がとても多いです。

しかし、最近の占星術でとても優れているのは、その月を癒す方法があるというところで、そういった、壊れた月に対して、120度の角度に何かしらの天体を持っている人と一緒にいたり、コミュニケーションをとることによって、その人は大きく癒されることができるのです。

私の知っている方で、11ハウスにぽつんと浮かんだ月(しかもよそよそしい度数)を持っている人がいるのですが、実際、幼い頃に親にほとんど放置されていて、とても孤独感があるのですが、兄弟がちょうど120度に位置する天体を持っているので、二人で一緒にいるときはとても元気です。

その知識を応用して、ホロスコープブレスレットで、傷ついている天体に対して120度の位置に目的に合う石を付けて、現在実験中なのですが、実際に効果があったら、運命改善用ブレスレットをアップしてみようかな、などと考えています。