4パーセント

今日、梱包用の新聞に気になる記事を見つけて、思わず切り抜いてしまいました。
8日の新聞で、ダークマター(暗黒物質)について書かれていたのですが、なんと、宇宙の全エネルギーのうち、人間の目に見える普通の物質は、約4パーセントに過ぎないのだそうです。
残りは約23パーセントがダークマター、約73パーセントはダークエネルギーと呼ばれる、正体不明の物質なのだそうです。

今私たちが目にしているものは、全宇宙の中のたった4パーセントでしかないというのは、本当にびっくりです。
目の前の空間にも実は未知なる物質が満ち溢れていて、知らない間に影響を受けているという事になるのでしょうか。

中世の頃にも、エーテルなどの概念がありましたが、もしかしたら、オーラとか幽霊みたいなものも、これら未知のエネルギーによって説明できるのでは、なんて、今後の科学の発展がとっても楽しみだったりします。
新しい発見によって、大幅に人々の価値観が変化する事もあるかもしれません。

進化の段階で、感知する必要の無いものに対する感覚器官というのは失われてしまったのかも知れないですが、この感じだと、目に見えるものしか信じないという感覚や生き方は、今後、とても古くさいものになるのかもしれません。

今すでにスピリチュアルブーム全盛で、物質よりも精神的な価値が尊ばれ始めていますが、そういった、目に見えないけれど、確かに存在しているものを感じたり、理解してこそ、初めて物事の本質が見えてくるような気がします。
なんだか、般若心経で描かれている世界に近くなってきたように思えます。