土製勾玉

土製勾玉

考古学の授業で、某遺跡から出土した土製勾玉を触りました。
素朴な手触りで、思ったよりも軽くて、なんか不思議な感じ。ほっこりします。
他にもたかつきとかお皿とか鏃とかがあって、わくわくどきどき体験でした。

この勾玉は、元々穴の部分から破損していたものを修復したものです。他の勾玉にも、磨耗痕が見られるという事で、おそらく紐を通す等の事が行われていた可能性があるそうです。

土を焼いて作った祭祀遺物は、勾玉以外にも、鏡とかお皿とかを模したものがあります。
どういった意味合いがあるのか、創造力がふくらみます。

この先生にはいつも色々とお世話になっており、その日はちょっとした用事があったのですが、なんと、授業で使った品者をしまうついでに、他の何人かの学生さんたちと、地下の秘密倉庫にも入れてもらっちゃいました。
ほんとに、大大大感激でした☆

厳重な扉の奥には、沢山の棚が並んでいて、様々な遺跡から出土した品物がプラケースに入れられていました。でかい甕棺が転がってたりとか、土偶とか、キンキラの冠に勾玉が沢山ぶら下がっている、高句麗の玉鬘を見事に再現したレプリカなど、他にもすごいものがいっぱいでした。
まさに宝の山です。

帰りがけにも、学生さんたちから、炎天下で、強い蚊とか毛虫が出るような大変な発掘作業の話を聞けたりで、面白かったです。大変そうだけど、一度くらい発掘体験してみたいです。


今期選択した授業は、いくつか当たりがあって、あんまり期待してなかったのが結構面白かったりします。でも良く考えたら割と毎回そうかも。

佐々木内蔵助そっくりの、ちょっとナルシストっぽい哲学の先生とか、10秒で済むところを2分くらいかけてトロトロと話す、永遠の窓際族みたいな雰囲気の先生とか、なかなか個性豊かです。
考古学は、あとから気付いて受けてるのですが、この先生のキャラもかなりナイスです。

当然かもしれませんが、学生さんに人気がある先生は、やっぱり授業も人柄も面白いです。
そういえば、去年受けた宗教社会学のイケメン先生は、なんと熱血教室関連の本に授業が紹介されていました。受けられてラッキーでした。

不思議と、どの授業にも共通点というか、シンクロしている部分があって、宗教とは何かみたいなテーマだったりとか、あるいは特定の「もの」に関した事柄などを、多角的に見ることが出来ている気がします。西洋と東洋の捉え方の違いや、共通した部分などは、なかなか興味深いです。
なんか、今の私にはこれらの情報が必要なんだなぁという感じで、しっくりきてます。


宗教といえば、ガガたんの新しいPVが出ていました。
題名の「ジューダス」はキリストを裏切ったユダの事です。
マグダラのマリアに扮していて、相変わらず強烈でエキセントリックな感じですが、踊りが単純で覚えやすそうで、フレーズも印象的だし、子供とかも喜びそうです。
http://www.ladygaga.com/judas/

ちょっと前に出たボーンディスウェイも良かったです。auのアンドロイドのCMに使われてます。
早くアルバムほしいけど、後からDVDだとか、オプションがついたのが発売されたりするので、ちょっと様子見ようか迷ってます。洋楽ってそういうの多いみたいです。