寒かった

寒かった

お陰さまで、無事糸魚川から戻ってきました。
穂高からはドルメン先生こと縄文の田中先生と一緒に、あるご夫婦に車で乗り合いさせて頂いたのですが、やはり遠かったです><

画像は白馬から新潟方面に向かっている途中の道の様子です。
晴れ間も出ていましたが、雪がちらついていて、めちゃくちゃ寒かったです。

会場は、築130年以上の大きな屋敷で、夜は同行したメンバーで泊めてもらいました。

ごぜ屋敷といって、昔はある時期になると、盲目の芸能の民「ごぜ」がやってきて、その家に村人が集まり、彼らの演奏や歌に耳を傾けたそうです。

年季の入った柱や、高い天井、囲炉裏のある広い座敷など、見慣れないけれど懐かしさを感じるお宅で、とても素敵でした。火鉢も活躍していました。

前日は徹夜していて、遠い旅路を経て余計に朦朧としていたのもあり、とんちんかんな事ばっかり言っていたような記憶がありますが、とても親切にしていただいて、なんだか、人の暖かさをすごく感じました。
雪国って寒い分、人と人のつながりが深い感じがします。

奥様が、高橋竹山さんという有名な三味線奏者で、4月には松戸で演奏会があるそうなので、ぜひ行ってみようと思いました。
口数は多くないけど、魅力のある方で、すごく優しい人なのがわかりました。
昔ごぜが来ていた家に、とついで暮しているというのが、不思議な縁というか、芸能の魂が呼び合っているように感じました。

研究会というか、発表会のほうは、地元の若い人たちや、歴史好きの人たちが集まって、縄文夜話という感じで、面白かったです。
先生も、研究者ではなく、一般の人たち相手というのがよかったと言っていました。

終わった後は宴会になり、生まれて初めてアンコウ汁を食べました。
あまりの不思議食感に目を白黒させているところに、次から次へとお酒が注がれ、気付いたら意識がなくなっていて、目が覚めたら朝になっていました。なんてこった。

ビールと日本酒のちゃんぽんは耐性がついてたのですが、焼酎はいけませんでした。
徹夜だったのも効いたのかも。
いきなりぐーぐー寝はじめて、周りもびっくりしてたみたいです。
ご馳走になったのに片付けもせず、ほんとに情けないです。。

なんで私にお声がかかったのかよく分からなかったのですが、一応先生の付き人というか、付き添い的な立ち位置だったにもかかわらず、全く役に立たなかったという。

そんなかんじで、ほかにも反省すべき点が色々見つかった旅となりました。
私は、もうちょっとしっかりしないとです。
もちろん、自分の研究にとって良い発見もあり、色々な意味で勉強になりました。


さて、23日はたまふりワークです。
形代をつかったお祓いや、冬至のパワーを取り込むたまふりを中心に、色々なお話をさせていただく予定です。

冬至はある意味一年の始まりでもあるので、どう過ごすかが結構重要だったりします。
今回の発表会で刺激を受けて、改めて、楽しい会にしたいなぁと思っています♪