もうすぐ春分

あと一週間で、春分です。
春分の日は、牡羊座の1度という、全ての物事の始まりを意味する位置に、太陽がやってきます。
春分までは、ちょうど新月に向かっているので、新しい始まりに向けて、デトックスにはピッタリな期間です。そんな訳で、毎日ガンダーラの湯が大活躍してくれています。

最近では、春分というと、単なる祝日としてしか意識される事がないようですが、古来より、春分と秋分の日は、昼と夜がちょうど同じ長さになり、つまり、陰と陽が中和され、異界との接点が開く、特別な日とされてきました。
お彼岸がこの前後にあるのは、向こうの世界と通じやすいという意味があるといえます。

ちなみに、この日の太陽の位置を意識した遺跡は比較的多く存在していて、メキシコのピラミッドなどが有名ですが、日本でも、千葉の玉前神社から、富士山、竹生島神社、出雲大社へと続くストレートなラインは、ちょうど春分、秋分の太陽の通り道になっているそうです。

去年は、偶然、春分も秋分も飛行機の中で過ごすことになり、ちょっと残念に思っていたのですが、今思えば、陰と陽、つまり、天と地の中間という、一番適した場所で、過ごせていた事になります。
昔の人は、ブランコに乗って、春分気分(?)を楽しんでいたそうです。

ゴンドラとか、ブランコとか、空と地上の中間でゆらゆらしたり、ビルの屋上みたいな高いところに上ったり、あるいは、東京都内で牡羊座1度に位置する、渋谷のハチ公前とか、表参道に行ったりするのも面白い過ごし方になると思います。

今回の春分は、新月(しかも部分日食)の直後で、本当に春分らしい感じで、今からとても楽しみです。