揺らぐもの

この間、久しぶりに髪切ってきました。
スッキリサッパリとっても爽快です。

変な話、髪の毛には、体から排出された毒素が溜まる以外にも、目に見えないモノがくっつく性質があります。
髪を伸ばしっぱなしだと、道とか電車とか、ちょっとしたところで、乗っかられやすくなります。
でも、代わりに直感や霊感が鋭くなったりします。

平安の頃の女性とか、巫女さんとかが髪の毛を伸ばすのは、髪の毛の、依代としての性質に関係があります。
お坊さんは、逆に、余計なものを断ち切るために、ツルツルにして、接点を絶ちます。

神社の、注連縄や榊なんかにくっついている、菱形が連なっている紙を幣帛(へいはく)とかヌサとか呼びますが、昔から、あのように、ゆらゆら揺れるものには神霊が宿るとされていました。
アイヌの人たちも、風に揺らぐ、綺麗なヌサを神様に捧げていました。
(ちなみに、神霊が宿るために使われていた道具を、依代と命名したのは折口信夫です)

揺らぐものというのは、固形化されていない状態、つまり、あの世のものとこの世のものの中間みたいな意味になります。それで、目に見えないものの依代、接点として働くというわけです。
幣帛とか髪の毛、火や水も同様です。

和歌で、玉藻(海草)を詠む歌が多いのも、海辺で波間にゆらぐ様子を神聖視したからだといわれています。

身近で揺らぐものといえば、リボンとか、スカートの裾なんかが挙げられます。
揺らぐものを身に着ける事で、人の目を惹き付けるのはもちろんですが、恋愛運もアップするのではないかと思います。

こんな風に理屈こねなくても、ピンクのフリフリ付きの洋服なんか、そのまんまですね。(あ、ちなみにピンクは金星ですし。白も受信力が高まって良いですね)
もちろん、身につける人にもよりますが・・・

男性でヒラヒラさせるのはどうしたら良いか考えたのですが、やっぱり、エルビスみたいな、ヒラヒラ付きコスチュームでしょうか。

話は変わって、もうすぐ新月です。最近月日がたつのが早いです。やばいです。
14日の午後9時頃に蟹座22度「ヨットを待つ若い女性」での新月です。

いつか自分を迎えに来るはず、と、白馬に乗った王子様を夢見る女性のイメージです。
いつか奥さんと別れてくれるはず、と、不倫相手に期待する女性というパターンもあります。
あと、ナンパとか、蟹座の大衆へのアピール度の高さという点で、アイドルやタレントのスカウトを待っている感じもあります。

今回は、夢見る海王星と150度、突然の出来事の天王星と120度なので、やはり、スカウトを夢見て、自分の魅力全開で竹下通りにお出かけする感じでしょうか。
7月後半の、射手座に月が来る日なんか、スイッチ入りそうです。

獅子終わりの土星金星に、冥王星が120度、順行し始めた水星も調和的で、安定感があります。
コミュニケーションは、下手に出つつ、自分の気持ちをきっちり伝える感じで、割と礼儀正しい感じが良いです。

ちょうど、15日から、有楽町の交通会館でミネラルフェアがあるので、自分的には、タイミングがピッタリで面白いです。
「このテーブルの石全部ください」なんていうお客さんを夢見て、うっとり座っていそうです。

会場には占い師軍団?も設置されるそうなので、小さなショーですが、興味のある方はぜひご来場になってみてはいかがでしょうか。
場所は3階のグリーンルームです。
天気予報だと、ちょうどその日に台風が直撃するというのが、ちょっとばかり気がかりです。