1日目京都


奈良京都の旅からお陰さまで無事に戻ってきました。
夜行バスは新幹線に比べてとてもお得なのと、朝早くから動けるのが利点です。
そんなわけで、色々見て周り、どこも桜満開、そして毎晩飲みまくりの、濃厚な旅になりました。

京都駅前の停留所に着いて駅トイレで化粧を済ませ、バスの一日券を購入、宿に荷物を預け、早速、清水寺から順番に巡ります。



清水寺はそんなに思ってたほど桜がなくて、やはり秋の紅葉シーズンの方が個人的には好きかも。下の画像は地主神社の藁人形の松の社です。ちょっとどろっとした、陰のある歴史のものを見るとわくわくします。


こちらもある意味陰の歴史のものです。蝦夷の勇者、アテルイとモレの碑。当初、生かして帰す約束で坂上田村麻呂に連れてこられたのに、結局殺害されることとなり、その供養の意味もあって清水寺が建てられたはず。うろ覚えですが。
清水の舞台正面を下から見上げる形で石碑が建てられています。もっと目立たせて欲しいです。

清水寺は、人気でとても混んでるけど、昔からとても好きです。とくにお堂の内側の方は空気が澄んでいるような気がします。内側の方に顔を突っ込んできょろきょろしてたら、「これより先は仏の世界、汝立ち入るべからず」という声がはっきりと聞こえた気がしました。不思議。


ずっと気になっていた六道珍皇寺も行ってきました。ここ鳥辺野は、あの世とつながる異界で、昔はここから死者を送り出していました。
画像は小野たかむら邸の井戸で、ここからあの世と行き来していたと伝えられています。



小野たかむらと、閻魔大王の像が並べられています。その舌引っこ抜いてやんぞって凄んでます。
小野たかむらは、実在した平安時代の役人で、夜はあの世で仕事してたとか、色んな不思議な逸話のある人です。
境内にはお地蔵さんが合唱団みたいに並べられてたり、やはり独特の雰囲気でした。

この後、道なりに、建仁寺を見て、町屋の通りや、桜を見ました。どこもかしこも満開でした。京都って桜が多いんですね。お昼はひさごで親子丼を食べました。


なるほどー。ふわふわとろとろです。あっという間に行列が出来てびっくりしました。タイミングよく入れてよかったです。



八坂神社内の美御前神社です。
実は先日、セクハラ的なことを言われて泣いてしまいまして。自分でもびっくり。冗談だったと謝ってくれたけど、まぁ実際は本音だったんでしょう。

花の女子高生時代も、お客さんに枯れタンクと呼ばれたり(要は貧乳)、服装のことで色々いわれたり、今では図太くなってきて、むしろ大喜びでネタにしてるくらいなのですが、この前は久々にすごく傷つく言い方をされたのでした。男性恐怖症になりそうなレベル。

そんなわけで、美の神社のご利益を頂くべく、良いスキンケア用品が見つかるよう、心を込めて(念を込めて?笑)お参りしてきました。


八坂神社に入るあたりから降り始めたのが本降りになり、四条川原町のアーケード街に逃げ込み、うろうろ。
蛸薬師にも行ってきました。前に友達に連れて来てもらって、とても好きになりました。商店街に突如異界が出現したかんじ。奥の方も雰囲気あります。


錦市場で生麩田楽発見☆ほんとに大好きすぎて、毎日でも食べたい。けど、なかなか食べれないのも良いところなのかもしれません。こちらは色んな味が入っててお得です。


ごまソフト。ごまも大好きです。想像通りの味で、量は少なめでしたがまぁまぁ美味しかったかな。

ここにきて急に中村藤十郎の抹茶パフェ食べたいって思って、京都駅に移動。


すさまじい行列に圧倒されて、すぐに買える抹茶ソフトにしました。白玉も乗ってて美味しかったです。


三十三間堂にも来てみました。外国人が写真撮影しようとして怒られていました。仏像と同じポーズで撮りたくてうずうずしてたみたい。気持ちはよくわかります(笑)
外のお庭も枝垂桜や巨大木蓮が咲いてて綺麗でした。ほんとに花がでかいです。


祇園の町はちょうど都おどりとかやってるからなのか、人いっぱいでした。
川沿いに桜が満開で、ほんとに、とっても綺麗でした。桜ってやっぱり良いものですね。風が吹くと桜吹雪になり、歓声が沸いていました。


円山公園の枝垂桜。ぞっとするほど美しいという言葉がありますが、まさにそれに相応しく、風でゆらりゆらりと揺れる様といい、霊気さえ漂っていそうな、蟲惑的な桜です。夜に来て正解でした。


たくさん屋台が出ていた中で、どうしても気になり、カニ棒なるものを購入。芸術的なほどたらばがにの足に大変よく似た、かに風味のカマボコでした。作った人すげー、と関心しながら食べました。夜桜を眺めながら、美味しかったです。


桜の時期はあちこちで夜間拝観があり、夜も寺社に入れるのが良いですね。高台寺のプロジェクションマッピングを見てきました。派手好きの秀吉とねねもきっと大喜びですね。

その後宿にチェックイン、休もうと思ってたところ、スタッフの方に誘って頂いて、そのまま外国人の宿泊客の方たちと一晩中飲んできました。
最初はどうしようか迷ったけど、行ってきて良かったです。飲み物の説明をしたり、注文したり。もうちょっと英語が出来たら良いのにってつくづく思います。ヨーロッパ系の若者が多かったような。

なかなかイケメンのスタッフの方々は、外国人のさばき方や、盛り上げ方が素晴らしく、さすがだなぁと思いました。
カラオケでは皆で合唱して、楽しかったです。やっぱりレッチリは最高です♪

夜の京都で一人しょんぼり過ごす予定だったけど、めちゃめちゃ飲んで酔っ払い、カタコトの英語でおしゃべりして、発散してきました☆
へべれけでなんとかシャワーを浴び、こうして長い一日が終わったのでした。

ゲストハウスは静かに過ごすことも出来るけど、こういうのも魅力なのかも。
いろんな国の人がいて面白いです。
http://sansansantiago.com/?page_id=179

そんなわけで、地獄の二日酔いの巻はまた次回。