スマホ用表示になっているかもです

11月に入って、このサイトをスマホから見るとスマホ用表示になってしまっているようです。
急に仕様が変更になっていて驚かせてしまって申し訳ありません。
パソコン用サイトも表示できるので、そちらからは頂けたら元のように見ることができます。
よろしくお願いいたします。





どちらも水と木の風景ですが、上は私が好きな場所、下は豪雨の時の近所の様子です。
今年は雨がほんとにやばいですね。文化的に大事なものが全焼したり、本当にいろいろあるなと思います。
まさに火責め水責めという感じです。

先月の天皇の儀式のときに晴れて虹が出ていたようですが、古代において虹は凶兆だというのを思い出しました。
世界中で虹は巨大な蛇と考えられていました。また、あの世とこの世の懸け橋、天と地をつなぐ道という風にも考えられました。

日本ではニジは古代においてヌジと呼び、ヌシに通じます。
大国主、大物主など、天津神で表される新興勢力に駆逐された、古い龍蛇神を象徴します。
そして、大国主が祭られる出雲大社はあの世を象徴する神社です。

王権は世界中で太陽で表されます。
天皇も天津神である太陽神、天照大神の子孫とされます。
つまり、虹は天津神が駆逐した古い神が空に大きく浮かび上がっている姿ということになります。
それこそが凶兆と考えられた理由かもしれません。
時代が下ると虹が出ると市を立てるという風習が行われるようになりました。
虹のあちらとこちらをつなぐというのが、物の往来という意味につながるからかもしれませんし、儀式的な側面もあったように思います。

日蝕が世界中で凶兆とされていたのは王権を表す太陽に大きな影が浮かぶからです。
日蝕のことをを太陽が龍に食われたという風にいう地域もあります。

龍蛇神は水の神でもあります。
儀式前後は確かに各地で大雨被害がすごかったことは記憶に新しいです。

とはいえ現代においては出雲大社と皇室が婚姻関係を結んでいるわけで、また、虹は古くに言われていた凶というよりも希望とか明るい未来という意味が強いようにも思うので、いちいち考えすぎかもしれません。
今年に入ってからというもの変な事件や大きな災害が多くて、色々余計なことを考えてしまいます。
これ以上は何事も起きないよう祈りたいです。