2008年大予想
2007年の漢字は「偽」だったというように、本当に、次から次へと不正ばっかり出てくる年でした。全くうんざりです。
海王星が暴露度数をうろついていたり、乙女座に土星が入ったりで、このような流れになった訳ですが、今後の事を考えれば、とても良い傾向だったのではないでしょうか。
政府も企業も、長年溜まっていた膿出しが行われたように思います。
2007年冬至図を見て、どんな事が起こるのか、ドキドキしていましたが、UFOやゴジラが攻めてきたら、なんていう話が出るくらいで、今のところ、具体的な出来事としては実感がない感じです。
まさかエイリアンVSプレデターに影響されたわけではないと思うけれど、異常なものが攻めてくるというイメージがあったのが面白いです。
あとは、米軍に貴重な石油を分け与えるかどうか、もめているのが少し気になるというところでしょうか。きっとアメリカからは相当な圧力がかかっているはずです。
冬至図は、2008年の春分まで影響が続くため、今のところ油断は禁物(なんか文字通り)といったところでしょうか。
さて、2008年がどんな年になるか、春分図で見てみました。春分は3月20日、午後8時半頃です。
春分は3月ですが、今まで見ていると、お正月を迎えてからは、冬至の影響のほかに、春分の影響も現れるようです。
国民を表す、ホロスコープの起点(ASC)は蠍座5度「荒波にもまれる大きな岩」です。
厳しい印象の度数ですが、物価が上がったり、政治が不安定だったり、周りがガタガタして大変でも、ここは動じないで、どっしり構えたいところです。
くれぐれも周りに翻弄されないようにしましょう。自分の気持ちが元気で、しっかりしていれば大丈夫です。
さて、国民の興味関心は、ずばりお金に向かいます。
金銭の部屋にASCの支配星である、冥王星がきているからです。
支配星の度数は山羊座4度「大きなカヌーに乗り込む人々」で、運命共同体的な意味を持ちます。
というと、やはり年金問題が頭に浮かびます。
また、ガレージセールや、ネットオークション、それぞれの地域の特色を生かした、バザー、フリーマーケットが盛んになりそうです。
2008年は、困ったときは助け合い、というのがキーワードです。個人間での取引が増えるでしょう。
冥王星が土(物質)の星座である山羊座に入った事で、2007年とはうってかわり、今までの精神的な分野よりは、具体的な物事に意識が向くようになります。
簡単に言えば、あらゆる物の値段は上がる一方だし、神頼みはお休みして、目の前の仕事に一生懸命打ち込もう、という感じになります。
山羊座に木星が入った時点で、変な宗教団体の問題が持ち上がったりしましたが、スピリチュアルブームは一旦沈静化する流れです。
(数年間は山羊座のはじめと射手座の終わりを行ったり来たりするので、何度か盛り上がったりしつつも最終的には鎮静化します)
また、これから物質主義的になるといっても、儲けられれば人をだましても良いなんて絶対おかしい!というような、偽装問題などによる、精神面での教訓は、今後しっかりと生かされるはずです。
この冥王星は、通信や小旅行を表す部屋にも入っているので、今年は国内旅行を、という人が増えそうです。
仲間と一緒に船に乗ったりすれば、より一層、星の示すシンボル通りで、おすすめです。自家用車での旅行という暗示もあります。ぜひガソリンの暫定税率を撤廃して欲しいところです。
また、月も同じ部屋に入っていて、欲張って無理する度数なので、一度の旅行で沢山の名所を回ったりしそうです。
ETCシステムが変わるという話もあるし、高速料金の割引を生かしてウロウロする人も増えるのではないでしょうか。
さて、政府を表すホロスコープの頂点(MC)の度数は、獅子座10度「輝く朝露」です。
生き生き、フレッシュな、新たな始まりを予感させる雰囲気の度数です。
まるで与党になれてウキウキな民主党を表すようにも思えます。
ただ、政権交代するかどうかに関わらず、お金、財政問題に足を引っ張られ、国会支持率はそれほど高くなさそうです。
しかし、なりふりかまわず、ひとつの事に取り組む姿勢が幸運を呼びそうです。ぜひ枡添さんには頑張って欲しいです。
秋分図を軽く見てみたのですが、年金問題は、良い方向に向かいそうです。
2008年の国会は、雇用問題、とくにフリーターやニートをやっている若者たちの問題に、成果を上げてくれそうです。
仕事を表す場所にある、自由人を示す金星と調和しているからです。外国人労働者についても、同じ事がいえます。米軍基地の問題も調和と考えられます。
公共投資、年金問題で国民の反感を買いつつ、福祉の方面においての投資、また、道路事業は意外とうまくいきそうです。交通関係やら、インフラ整備に関わる投資は、議会によって順調に進められるでしょう。
ちなみに、議会を示す場所には、こっくりさん占いを現す度数の土星があるのが面白いです。
年寄りの占い師(細木数子とか)が政界入りするという意味だと、かなり面白いですが、無意識の力、普段は裏側にあるものをうまく使うという意味で現れると思います。
と考えると、裏で糸を引く年寄りの議員や、無所属議員の動向が注目されそうです。
また、彼らによって、貿易(特に食に関係すること)がうまくいでしょう。
それから、分野としては福祉になると思うのですが、弱者救済、生活に苦労している人を守ったり受け入れる施設、あるいはシステムがまとまる暗示があります。
次に、家庭、大きく言えば国土、気候を表す部分を見てみます。
この部分は水瓶座になっていて、そこに木星、海王星、火星が入っています。それぞれ度数などを見ていくと、今の豊かな生活を守ろうとする傾向が強く現れそうです。他人に侵害されるなんて、もってのほかという感じです。ぬるま湯のような自宅でくつろぎたい欲求が高まります。
それから、無人島で暮らす、テレビの企画が受けているように、ああいう感じのサバイバルな生活も流行りそうです。
ASCは気候もあらわし、蠍座と水瓶座で水と風の組み合わせになります。世界的な異常気象による影響がクローズアップされます。とくに台風とか大雨には注意です。島暮らしっていいよね、なんて、離島への移住に憧れる人が出てきそうですが、今年は特に、離島の場合、台風に気をつけたいところです。
それから、2007年以上に、空気を読む、という風潮が強調されています。最近は小さな子供も、普通にKYとか言っていて、びっくりします。でもこういうのって、昔の日本人に戻ったような感じもして、ちょっと面白いです。
周りの人の気持ちを考えたり、相手を思いやることは大事な事なので、優しい、良い方向に生かされると良いな、と思います。