2008年最初の新月
ご挨拶が遅れましたが、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
年末から元旦にかけて、久しぶりに岡山の祖父の元を訪れ、その帰りに京都に立ち寄り、ずっと動き回っていました。
祖父は年末になると毎年東京に良く出て来ていたのですが、今年は岡山にいるということで、私が遣わされた感じです。
おかげで、数年前に祖母が亡くなってから初めて、お墓参りに行くことも出来ました。
冷たい風がぴゅーぴゅー吹く中、祖父と一緒にお墓を掃除して、改めてお墓の前で手を合わせました。
そうしたら、ちょっとはにかんだ祖母の顔が浮かんで、「寒いんじゃけぇ入っとられ(寒いんだから車の中に入ってな)」という声が聞こえたような気がしました。
また、祖父から、ルーツ(元は神社に関係する家系なので)についての話とか、狐に化かされた話を聞くことが出来て、やはり歴史民俗学やりたいなぁ、と思ったのでした。
元旦の日に、祖父の家を出て、京都に向かい、お昼頃から貴船神社、続いて賀茂神社上下を巡りました。
先にホテルに荷物を置いたあと、電車を乗り継いで、貴船の駅に到着した頃から、はらはらと粉雪が舞い始め、とても綺麗で、なんだか嬉しくなって、浮かれ気分で本宮に着いた頃にはかなり大雪になっていました。
由緒書きとか、お札を買い求め、結の社、奥宮を巡っている間中、雪が降り続け、電車に乗って帰る頃になって、ようやく雪がやみました。
元旦だったので、多分普段よりは人が多かったのかもしれませんが、とても静かで良いところで、また来れたら良いな、としみじみ思いました。
その後、下鴨神社で人にもまれ、それでも由緒書きと丹塗りの矢を購入し、もう暗くなっていたけれど、頑張ってバスで上加茂に行きました。
なぜか私は昔からよく人に道を聞かれたり、声をかけられることが多く、今回も、外人から、お守りの使い方の説明を聞かれたり、上加茂神社に行くときには、香港からやってきた女の子をバス乗り場から、神社の中まで案内し、お守りやら由緒についてもガイドし、帰りのバスまで見送ってあげました。まるで地元民になった気分でした。
翌日は伏見稲荷で大量の人の波に混じり、山を巡って、きつねうどんを食べてきました。お賽銭を入れるところで順番待ち、千本鳥居の入り口で渋滞なんて、予想はしていたけれど、ものすごく混んでいました。やはり商売の神様の総本山だけあります。でも、末社とか小さいお宮がちょっと寂しそうだったので、そちらのほうに手を合わせてきました。
さてさて、今日の夜8時半過ぎが新月です。
山羊座18度「軍艦にたなびくイギリス国旗」です。海、つまり波立つ心を平安に保つ、という意味です。
今回の新月からは、波立つ心を鎮め、心穏やかにいることで、生活や心を変容させるような、インスピレーションが降りてきます。
何か物を作ったり、創造的な事を始めるのにはとても良い新月です。
また、破産宣告度数に火星、それをカリスマ教祖の冥王星が後押ししています。心の声や、よりどころにしている身近な人に後押しされて、心機一転、新しく人生やり直したい欲求が高まります。
みんなで新しく何かを始めたり、仲間と協力して起業する人も多いかもしれません。
誰かと一緒に、という形では、どうしても自分の心の中にあるこだわりをうまく表現しづらいですが、グループで会社を始めるのには結構良い感じの時期です。
満月度数が獅子座の集団興奮度数なので、誰かと一緒に、というのは結構重要です。