明日は春分


最近、またアップが滞っています。すみません。

それから、お正月の頃、春分図で今年の予想をしたのですが、実は、誤って来年2009年の図を読んでいました。申し訳ありませんでした。

春分が近いということで、改めて、2008年の春分図を読んでみました。
今回の春分は、3月20日の14時41分です。

まず、国民、起点を表すASCは獅子座22度の伝書鳩の度数にあります。
物事の伝達に関わることや、なんとなく奉仕的な雰囲気(自発的な)の度数です。

支配星である太陽は貯蓄を表す場所にあり、国民の関心は、貯蓄、死、あるいは先祖の事に向きます。

この数年、冥王星が射手座の終わりにあり、今年すでに山羊座入りしていて、2010年頃までは、山羊座の始めに居座ります。
これにより、一年を象徴する春分の頃は、太陽(生命、目的)が中断させられる配置になります。一時的な死や、激動の時代を意味します。
いろいろと大きな出来事や変化がもたらされる傾向です。

活動宮のはじめの方に天体があったりすると、その渦に巻き込まれやすくなり、また、そういった人たちが、世の中に大きな変革や、進化をもたらしたりもします。
新しい流れが起こる前段階です。

さて、今回最も注目すべきなのは、国民の一番の感心である、貯蓄に関するところなのですが、今年、冥王星は、発覚、投資の場所にあり、なおかつ破壊の度数にあります。

単純に見ると、貯蓄が破壊される事を表します。証券、株券もそれに当てはまるので、それらが破壊される、という、投資家にとっては不吉な暗示です。
というか、こんなことを書くまでもなく、すでに株価が大暴落していますね。

また、国民を表す1ハウスには、土星、お金を現す2ハウスに入りかけた月があり、どちらも乙女座です。節約モードです。
対向に、器用な天体配置があります。値上げとか、マスコミの影響を受けて、生活に色々と工夫を取り入れそうです。周りの人と、節約に関する意見交換がさかんに行われそうです。

対外、対人については、良好です。いろいろな人と、平等に関わる姿勢が幸運を呼びます。サークルや、クラブ活動なんか、良い感じです。
自分や、家族、身近な人を守ろうとする度数の火星が仲間を表す場所に入り、対人の場所には金星と水星が合で、それぞれの立場や環境を越えたところで付き合えます。

ただ、対人の基点には、海王星が入っているので、やや不可思議で怪しげな人との出会いも暗示されています。
度数は過去の教訓を人に生かすという意味で、それほど悪くないのですが、海王星には、嘘とか、ごまかすという意味があり、それがノーアスペクトなので、より海王星の意味が強まってしまうため、説教くさい人、怪しげな人には少し注意が必要です。
そして、これはもちろん国の対外政策にも言えることです。

政府、与党を表すMCは、あれでもないこれでもないと、否定を繰り返す度数です。
まさに、なかなか何も決められない、ねじれ国会を象徴しているようにも思えます。
今回の株の下落が、野党にとっては国民の支持を得るチャンスになります。
また、値下がりした株を、ここぞとばかり、新たに買う人も多くなりそうです。
私は機会を見て円をドルに変えようと思っています。1ドル100円以下なんて、少し前は1ドル120円だったのに、ありえないです。

MCは、投資、発覚の場所にある、無理して頑張る度数の木星とは調和していて、さらに、それが企業、貯蓄の場所の、ご縁の度数の天王星に調和しています。
どちらも食料に関係する意味を持つ度数なので、食品に関する事で、何か展開がありそうです。
中国の食品偽装の影響で、逆に日本国内は良い感じになりそうです。

今年の気候を見てみると、ASCは獅子、土地を表すICは蠍座で、今年は特に蒸し暑い感じです。また、それぞれの支配星(太陽冥王星)の関係が悪いのが気になります。体調の管理には気をつけたいところです。

大体こういう雰囲気です。

最近ずっと、仕事が忙しいのですが、そんな中、渡来人の講義に行ってきました。
レポートを書いているけれど、調べれば調べるほど沢山出てきて、その都度色々思いついたり、発見したり、書きたいことが多すぎて、なかなかまとまりがつかなくなってきました。

レポートが上がったら読んでくれるという、知り合いの教授は、先日、中沢新一氏と一緒に、奈良のお水取りの、中の儀式が見えるところまで入れてもらったそうです。
全くうらやましい限りです。
去年、小浜市のお水送りに行ったときは、やはり内部で見えないように儀式をやっていて、待ちくたびれた頃に、中から巨大な火の玉が現れ(というか巨大たいまつです)びっくりしたのを思い出しました。
教授とか、研究者というのは、そういう特典があるのがいいです。