たかおかみ


私の地元は、縄文から人が住んでいる古い土地なので、神社とかお寺とかが、沢山あります。
修験道にまつわる石碑なんかも多いです。

なかでも、タカオカミ神社は、小さいながら、最も古いです。
片方は、祠みたいな感じです。
2社セットになっていて、谷をまたいで、向かい合っています。元は海岸線だったらしいです。鹿島、香取と、同じような配置です。
ちょうど線で結んだ中間地点に、小さな公民館があって、そこでお祭をしたり。

で、数年前から、某大手スーパーが誘致されるという事で、大きいほうのタカオカミ神社周辺が開発されていて、沢山の動物が住んでいた深い森は全て切り取られ、まるはだかになっています。

神社だけがぽつんと取り残されて、ほんとに、最低限の木しか残っていません。
神様は森に宿るといわれているのに、これでは身も蓋もないです。

こんな乱開発するなんてひどいなぁ、、と思っていたら、なんと、スーパーが出来るという話は、完全に白紙になったそうです。

市や業者はがっかりしているかもしれませんが、私は、なんか、ほっとしました。
もとの森に戻すのは、もう不可能かもしれないけれど、沢山の人がやってくるにはふさわしい場所ではないです。


タカオカミは、水の神様、龍蛇神です。
本家は貴船神社で、クラオカミが祭神です。タカオカミとクラオカミは、ペアというか、もとは同じと言うか。

タカオカミは、高い場所の水、つまり雨水を司り、クラオカミは、暗い谷底を流れる水脈を司ります。
オカミは漢字だと、雨の下に口を三つ並べ、その下に龍と書きます。
オカミの語源は、ワッカ(水)カムイ(神)とも言われています。アイヌ語です。

せっかく、こんなステキな神様が祭られているのに、地元ではあんまり知られていないのが残念な気もしますが、静かなところでひっそりというのが合っているから、ちょうど良いのかもしれません。

本家の貴船神社も、有名なわりに、とても静かで、賀茂2社の賑わいとは対象的でした。
また、京都に立ち寄った際には、お参りして来たいです。


そろそろミネラの記事を仕上げなくちゃいけないのに、なかなか手がつけられないままで、やばいです。
書き始めると早いのですが、水星逆行中だからでしょうか。

ちなみに、私は、ホロスコープの中では、逆行しているのは海王星のみです。
逆行天体が少ないほど、天然なのだそうです。真に受けやすいというか。
ちなみに、音楽家とかには、逆行天体が少ない人が多いのだとか。

2、3個あるくらいが、普通の人の感覚らしいです。


※たまふりの案内で、一部誤りがありましたので訂正させていただきました。
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