貴船に行きたい

貴船に行きたい
前回のブログを見て、有名人に本を送って、ミーハーかよと思われてるかもしれませんが、個人的に好きな人で、なおかつ理解してくれそうな、ごく数人の方に、読んでほしくてお送りさせていただいただけです。
受け取りや、読みましたとのお返事をくださったり、本当にありがたいです(>_<)
浮かれぽんちですみません。ぽんちってなんだっけ。

でも、ほんとに、できるだけ多くの人に読んでほしいと思ってます。
スピリチュアルとか、舶来のイメージですが、本来の日本こそスピリチュアル大国だったし、目に見えないものへの意識が、自然に生活の中に息づいていたのです。
そのことをもっと思い出してほしいです。

今後は蛇信仰や大地母神など、追いやられ気味の信仰をもっと研究して、知ってもらえるよう頑張りたいです。
新しい勢力によって追いやられた古い信仰やアニミズム、シンクレティズム(習合)で別なかたちに変化したものなど、文化の古層に眠ってるものを呼び起こしたいです。
そう、まさに蛙狩神事で掘り起こされる冬眠中の蛙のように…
ぶすっと串刺しにはしませんが。

蛇信仰は世界的に行われていて、古代ギリシャの女神像は蛇を抱えてたり巻きつけてたりします。
リリスの姿そのものです。日本も天つ神に追いやられたのは蛇の姿の神様です。
キリスト教も蛇が悪者にされてます。裸でいることの恥じらいを知ったイブたちは、蛇によってではなく、キリスト教そのものによって性的なものイコール悪、恥ずかしいという観念を植え付けられたという象徴のように感じるのです。

さて、リリスや蛇といえば、ゆふねんの「壇蜜鑑定」です。
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性的なエネルギーとあの世の人を送ることの関わりなど、とても深いです。
中沢新一先生も、ヴィーナスの泡のような、なにか目に見えないエネルギーが湧き出すと書いてた気がします。

ゆふねんは先日「プラネタリウム占星術」「壇蜜占い」をKindleで立て続けに出して、蛇絡みで、そのうち神社に御礼参り行きたいと言ってて、ふと気づきました。
まだちゃんと御礼参りできてなかった!

年末に本を出して以来、初詣で武蔵御岳神社に初めて行って来て、ゆかりのある神社にはまだ行ってなかったです。

貴船神社には、犬を返してもらった後に御礼参りしたけど、まだ本を届けてないです。
送るんじゃなく、直接行って奉納したいです。
あの周辺の独特の空気が好きです。鞍馬が陽なら貴船は陰です。
鬼の語源も陰て何かで読んだような。貴船は鬼の子孫とされる舌家によって守られてきました。
貴船が好きなのは、リリス的な、追いやられたものたちに深く引きつけられてるからなのかも。


さて、最後にとっておきの本をご紹介したいと思います。
先日、占星術を共に松村先生から学んだ、富士川碧砂先生がレビュー書いてくださいました。感謝です(>_<)
富士川先生は、声優の寺瀬今日子さんとしても大活躍ですが、イタコの家系という、占い師としてもすごいお方です。明るくて面白くて面倒見の良いセレブビューティです。
「お着物タロット」という本を出されていて、斬新かつユニークな切り口のタロットの解説書です。タロッターは要チェックです!
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4904001516/ref=mp_s_a_1?qid=1362340069&sr=8-1&pi=SL75