草津
久々のプチ親孝行です。
ちょっと前に、バスの送迎つきで一人6500円で泊まれるという激安ツアーを知り合いに教えてもらって以来、ずっと気になっていて、利用したことがあるというほかの知り合いも、まぁ悪くないという話で、秋といえば温泉だしということで、思い切って申し込んでみたのです。
母と2人で行って、普通の温泉旅館の一人前の1泊2日くらいの値段です。超お得ですよね。
なんといっても、千葉から送迎があるというのが、ほんとにありがたいです。
電車とか乗り継いで行くの、結構面倒だし。旅費もかかるし。これならひょいひょいっと気軽に行けます。
といっても、人気なので、早めの予約でないと、土日とかはけっこう先まで埋まってるみたいですが。9割以上シニアですね。平日というのもあり、若者は全然いませんでした。
ホテル系列のバス会社のバスで、やはりその系列が経営するお土産屋兼休憩所に寄って一度乗り換えて、草津に到着しました。
あんまり紅葉ってかんじじゃなかったけど、白根山に行ったら、ナナカマドが赤く色づいていて、とても綺麗でした。
紅葉は走行中のバスからしか撮ってなくて、ほぼ残像ですね。
山頂のお釜は、湯畑みたいな綺麗な色です。いかにも温泉成分豊富そうな感じです。泳いでみたいです。
系列ホテルが何件かあるなか、湯畑に一番近いホテルをとっていたので、近くの温泉を沢山巡ることができました。
お湯は、日本三大名湯の一つというだけあって、とっても素晴らしかったです。
ホテルは古びてて、ワビサビの世界でしたが、それはそれで味があって良いです。それなりに広かったし。
秘湯の宿とか、こういうかんじ多いので、馴れてます。昔は秘湯にハマっていて、ずいぶん色々巡ったものです。
白根山山頂からも見える、他の温泉に行った事があって、そこは硫黄の成分が強いのか、ちょっと肌荒れしたのですが、草津は全然大丈夫でした。
ここで暮したい、と一瞬本気で思いました。
温泉は、やっぱり硫黄が入ってるのが好きです。湯の花を買おうと思ったけど、あんまり売っていなくて、見つけたのも意外に高くて断念。パキスタンの黒いヒマラヤ岩塩でも硫黄塩泉は楽しめるので、いいかなという感じでした。
湯畑近くで売ってた温泉卵ソフトです。恒例の、旅行先でのご当地ソフトクリームです。
そのままだと、??というかんじでピンとこなかったけど、湯畑の硫黄の香りとまざると、いかにもそれらしい味わいになります。この場所で食べることで、はじめて完成されるのかもしれないと感じました。
あらゆる生物はDNAを残す為に生きてるというのは生物学的にいえることだと思うのですが、ごく一部の高等生物にのみ与えられた、「楽しむ」という能力を、せっかくならもっと存分に生かすべきなのかもしれない、と最近よく思います。いつなにがあるかわかんないし。
外国人なんかは、キリスト教の、人間が働くのは罪悪という考え方もあってか、休暇を長くとったり、とてもよく遊びますが、それはある意味、人として正しい姿なのかもしれないです。
なので、また温泉行きたいです。なんちって。
でもほんと、こんな安い値段なら、気軽に行けてありがたいです。
食事は最低限の品揃えのバイキングで、その点は安かろう悪かろうですが、温泉を楽しむという目的なら十分です。とりあえずおなかはいっぱいになるし。堪能できました。
母にも楽しんでもらえてよかったです。
ほかの温泉地にも系列の旅館がいくつかあるようなので、巡ってみたいかも。
長期で休みが取れれば、湯治目的で1週間くらい泊まっても良さそう。難しいけど。
さて、私がいつも記事を提供させていただいているミネラのバックナンバーが、22号以前について、出版社のほうにもすでに在庫がないそうです。人気というよりは、もとの部数が少ないからかも。
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