ハロウィン
この前の土日はハロウィンでけっこう盛り上がってた地域もあるようです。
コスプレ祭りみたいなかんじで、楽しいですよね。
珍しく、すでに次回のミネラの記事を書き終わって月末に余裕の提出なのですが、そのなかでハロウィンのことについても触れています。
記事自体は水晶ドクロとかの話なんですけど、死や骨にまつわる民俗との関わりとかについても書いてるのです。
もともとハロウィンの起源は、ローマで行われていた5月13日のレムリアという死者のお祭りとされています。
キリスト教は、異教徒を取り込むために、この日を諸聖人の日に変えて、元々あった風習をそのまま引き継いだのですが、それをさらに、11月1日に変更したのです。なぜでしょう。
一方、ケルトでは、冬迎えのお祭りが10月31日に行われていたのですが、中世ヨーロッパで、同じく異教徒を取り込むため、この日がキリスト教によって死者を祭る日になります。煉獄にいる死者に祈りを捧げ、天国に送るのです。
つまり、10月31日のケルトの冬迎えの祭りを死者を祭る日に、5月13日のローマ人の死者を祭る日を諸聖人の日に変更し、さらに、日付を11月1日に変更という、キリスト教による、異教徒まとめて取り込みダブルアタックなのです。
そして、諸聖人の日の前日である10月31日のハロウィンが、亡霊が大騒ぎする日になったということです。
諸聖人の翌日の11月2日が万霊祭で、全ての霊魂をなぐさめる日にあたります。
16世紀頃は、今みたいに子供たちがお家を周ってお菓子をおねだりするなんて生易しいものじゃなく、若者達が暴れたり、ガラスを割ったり、火をつけたり、悪ふざけというにはちょっと度を越した騒ぎになっていたようです。まさしく悪霊が取り付いたような悪さをしていたんですね。日頃のうっぷん晴らしの無礼講という側面も強かったのかもしれません。
それが後にアメリカにわたってから商業化され、火葬グッズが売られたり、配る用のお菓子が作られるようになったりして、いまのハロウィンの原型になったとされています。
キリスト教徒じゃない日本人にはあんまり関係ないような気もするけど、とりあえず楽しいから良いかも、なんて。
実際この時期に亡霊が暴れてる印象はないですね。。
やはりどちらかというと、冬至とか、満月とか、境界にあたる日のほうが目に見えない世界のエネルギーとの接点を感じます。だからこそ、古代からそういう時期にお祭りが行われていたんですね。
10月31日だと、蠍座7度くらいだし、満月でもなければそういう影響って占星術的にもあんまりなさそう。
今年はちょうどドラゴンヘッドとか土星があるので、良い人間関係とか、目標とか、感情の交流にスポットライトが当たるかんじがします。
それにしても、10月もそろそろ終わるということで、さすがに、夜とかすごい寒いです。
しばらく重ね着でガマンしてたけど、昨日、やっと衣替えしました。
セーターって一枚でもなんでこんなに温かいんだろう。ひつじさんありがとう。
神主をやってる友達が、御朱印送ってきてくれました。お祭りバージョンにしてくれたそうです。遠いけど、一度遊びに行きたいなぁ。。
これは夏越大祓の茅の輪です。6月のお守りをなぜいま!?
なんと前回送り忘れてたそうです。でもせっかくなので飾らせてもらいます。もうあと2ヶ月でお正月だし注連縄だし。感謝です^^
姪っ子がいつのまにか3歳になってました。リュックサックをプレゼントしたけど、勾玉もあげればよかったなぁと後になって思いました。