細麺


高良大社です。とても古い社殿なのだそうです。
お賽銭箱とかもすごい古くて、どっしりして立派でした。


社務所のすぐ裏が展望台になっています。見晴らしが素晴らしいです。かなり高い山のてっぺんなのです。


境内には鶏が飼われていたり、立派な木が生えてたり、夫婦岩もあったりです。
元はたぶん山全体がご神体みたいなかんじで、いくつかの神社が点在しています。

私が古代史にはまるきっかけになった本のひとつに、この神社や、山中の神籠石について触れられていたのを、友人が働くことになったのを聞いて思い出しました。


私の本の表紙は、実はこの本へのオマージュだったりします。
真ん中に勾玉どーん(笑)

高良大社の祭神は高良玉垂命です。詳しい資料は戦国時代に焼失してしまい、詳しいことはわかっていないようです。
玉は魂、垂は現し示す、与えるという意味があり、そうすると魂を与える神という事になるのでしょうか。
もしこの山からなんらかの玉石が採れてたら、玉石を現すとかの意味もありそうですが、調べてみないとなんともですね。ちなみに神籠石は古代の戦いで作られた石組みの遺跡です。

物部氏との関連があるという説もあり、なんとも興味を引きつけられます。
神話に登場しないところをみると、中央政権にとっては不都合な存在だったのかもしれません。

友人は、まだまだ下積みで色々大変そうですが、こんなすごいところで働けてうらやましいです。
お互い、目標に向かって必死で苦しみもがいていたので、戦友のようなかんじです。
男女間でも友情は成立するものなんですな〜
こんどのお祭りのときに、ふんどし姿でテレビ取材を受けるそうです。
九州でしか放映しないのかわからないけど、楽しみです!


こちらは太宰府です。このときは一日中大雨で、オープントゥで来てしまったのをちょっと後悔。
旅先で降られることは滅多にないので、珍しいです。


うそという鳥です。ずんぐりして可愛いです。
うそ替え神事では、木のうそをお互い交換して、嘘をまことに変えるそうです。
それなら、3億円当たったとか大ボラこいておきたいところです(笑)


なんか少女マンガみたいな、お目々キラキラの狛犬ちゃんです。可愛い(^^)


近くの禅寺。こちらのほうは人がほとんどいなくて、静かで趣があって良いですね。
太宰府の裏手の石室のほうも見て来たかったけど、雨でちょっとそういう気分になれず、断念しました。根性なしです。
でも、格安チケットなら片道6000円ちょっとだし、そのうちまた行っても良いかも。


梅ヶ枝餅。出来たてほかほかで、思ってたより美味しかったです。ホッとするお味。


博多のラーメンは細麺で、茹で加減が選べるのが一般的だそうです。
黄色い太めの縮め麺とかが好きですが、これはこれで美味しかったです。アルデンテ。

太宰府隣にそびえたつ、憧れの九州博物館は、千葉の歴博を綺麗にしたかんじで、アジア関係が充実してました。
考古学の先生に聞いたら、数年前にリニューアルしたばかりとか。
ちょうど、近衞家のお宝の展示もやってて、千利休はじめ、戦国時代の茶人の茶器や茶さじが見れたのがラッキーでした。こんなところでへうげもの。