もう半分


早いもので、もう一年の半分終わりました。
とくに6月中はずっとばたばたし続けていた気がします。

夏至から、蟹座に太陽があります。
蟹座というのは、国民的○○(たとえばアイドルとか人気女優)と呼ばれる存在だったり、お茶の間で人気を得るには不可欠の要素です。
というのも、小さな単位では家族、もうちょっと大きくなると学校や職場、さらに大きくなると日本というような、共同体の要素があって、蟹座にいっぱい星があったりすると、そういう共同体的なものに対する適正が高く、また、本人もそれを求めるところがあります。

蟹座の共同体精神は一体感、感情の共有でもあるので、蟹座が強いと、友達の間で人気者だったり、芸能人であればたくさんの人の支持を得るという意味につながってきます。キーワードは身近感、親しみ、居心地、母性です。

夏至に近いタイミングで乳がんで闘病中だったお方がお亡くなりになり、ニュースでたくさんやっていましたが、夏至というのは、まさに共同体や、集合無意識にアクセスするいちばん重要なポイントです。
なので、この方は、すべての人の心の中に生き続けるような、ちょっと伝説的なかんじになっていくんだと思います。
蟹座は人体ではちょうど胸を表しますね。

かにぢからが強すぎると、感情的に不安定になりやすかったり、相いれないものを排除するという部分もあります。
ちなみに、よりフリーダムな共同体意識は、水瓶座とかになってきます。
ネットとかで国籍や性別不明な不特定多数が自由に行き来してるイメージ。蟹座のほのぼの感や安心感とかはとは違う感じです。


さて、日本の象徴たる天皇が来年代替わりということで、お二方のホロスコープで、今までと、これからを見比べてみようと思います。

 
上が今上天皇、下が皇太子のホロスコープです。
今上天皇は平成の世を、皇太子は次の世(何になるのかな)を象徴します。

まずは今上天皇のホロスコープですが、なんと、冬至のお生まれなんですね。冬至点も夏至同様、共同体や社会そのものにアクセスする、非常に重要なポイントです。冬至は太陽の生まれ変わる日であり、まさに太陽神の直系らしいかんじです。しかも東の地平線で、日の出のタイミングで、勢いがあります。

正直言って、全体的にかなり激しい配置で、グランドクロスという凶角がばきばきに効いています。
国土や家の場所にある、ハプニングや変革の星が絡んでいるのが目を引くのですが、この配置は土地や家にまつわる大きな変化を示しています。
国の象徴とした場合、地震なども示します。

この星は自我の場所にあるトラブルの星、パートナーシップの場所にある極限の星と絡んだ凶角で、とくに極限の星とは、311の頃に始まった天体配置とも同じ組み合わせです。
つまり、強制的で激烈な変化をもたらすという意味になります。一般の方とのご結婚もまさにそうかも。

現在、この変革の星がちょうど同じ位置に回帰してきて、もとの位置に重なっている状態です。天球を一回りするのに80余年かかるのです。
上皇として退位されるという決定は、まさに天皇家というお家の変革であり、また、国土の極限的な変革(地震)の作用を、そうやって別の方向に逃がしているようにも見えます。(相変わらず豊洲の移転問題とかありますが)
現在の状態がそのまま表れていて、やっぱり、ホロスコープは面白いです。巡りの遅い星のパンチ力は強烈です。
311のタイミングでは、ちょうど今上天皇の太陽に極限の星が乗り、変革の星がぴったり凶角でダメージを与えてきて、まさにお国の一大事の配置になっていました。
国の象徴である人物がこの配置を持って生まれてきたということは、それ自体がこの国の宿命だったともいえるかもしれません。
あの配置は確かに激しかったけど、なぜこの国だけこんな目にと思っていましたが、謎が解けた気がしました。
国の行く末を見るのであれば、その時の天皇のホロスコープを見ておくのが良いということになります。

これからの危なそうな配置を見たら、今年の11月初旬、来年2月中旬が少し影響がありそうで、あとは2020年2月7月12月に非常に危ない、影響の大きな配置が来ます。しかも、同じタイミングでメンタルの星の上にも別の大きな星が重なってきます。何もない方がおかしいくらい。
それもあって、今のタイミングで退位という道を選ばれたのかなと思ったりしています。
今年の冬至には、土星が冬至点、つまり天皇の太陽にぴったり重なってきます。方向性が固まる重要な配置です。
書き忘れていましたが、皇室にはお抱えの占星術師や陰陽師がいるという噂です。

さて、ほかの部分では、報道の位置にある拡散の星、メディアの位置にある伝達の星の凶角の配置は、なんとなくプロパガンダ的です。
報道に関したことで、意図的な力が働く配置です。「政治家が手腕を発揮する」という度数も意味深です。
外国にも関連するので、海外に関した事の報道についてのコントロールや、逆に煽りなども示していそうです。

伝達の星は国としての姿勢を示す位置にある幸運の星、そして、金銭の位置にある星々と良好な配置です。
幸運の星は、たくさんの人々が楽しく調和的かつ社交的に過ごすという度数で、なんだか園遊会そのものなかんじがします。また、対外的なアピールに恵まれるという意味にもなりますし、良好な関係性を象徴するような配置です。

金銭の位置には、制限の星と、愛情の星が入っています。
水瓶座が支配しているため、ネットや科学技術、通信関係という意味合いが強く、「トンネルに入る列車」度数なので、楽をして手っ取り早い方法という意味になります。制限の星は不景気感そのものだし、今の経済や商売の傾向を示しているなと思います。
この位置にこの星というのは、やっぱり世の中お金、みたいなかんじになりやすいのです。
最初は大変だけど慣れてくるという特徴もあり、今の不景気にすでにみんな慣れてきている感じもありますね。ミニマリストとか。

メンタルの星はコミュニケーションの位置にあり、縁のある様々な人と食事するという度数です。
まさに会食ですね。コミュニケーションの星とは凶角なので、思ったことをはっきりは言えないという意味もあります。また、理性と感情の乖離という意味も。
やや緩いながらも、極限の星とは調和角なので、精神的にどっしり感、安心感があります。強いお母さんや奥さんという意味もあります。
外国に比べればまだまだですが、女性が強くなってきているというのも、この配置から読み取れます。

メディアやネットの位置にある伝達の星は、プロパガンダもそうですが、SNSの発達や、勢いよく拡散される、みたいな感じもあります。それらによる発信が流行りとか大きな潮流を作っていく配置ですね。

ちょっと長くなっちゃったので、皇太子のホロスコープは次回読みますが、全体的に星が西側に多くて、国全体が外向きな感じになっていくかんじがします。
制限の星は、今上天皇と違ってお金の場所ではないのと、配置が緩めでどっちかというとスポーツとか健康とかそういう面に働いているので(オリンピックもそあるし)、不景気感は変わってくると良いなと思います。
というか、お金の場所に星が入っていないので、ストレスや関心は別の方向になっていきそう。

やはり、日本はほかの国とちがい、象徴となる人物がいることで、ほかの大多数の国とは運気の影響の受け方が違う面があるのかもしれません。というか、見ているとそうとしか思えないです。
ほかの国だと、首相を取り換えたら、新しい首相の運気になる感じだと思います。
選挙戦で勝利を勝ち取るということは、それだけ運気が強いという意味なので、理にはかなっているのかも?


フランスのお土産に、可愛いリップを頂いてしまいました☆ありがとうございます!


お中元をお送りいただいてしまいました。いつもお気遣い恐縮です。ありがとうございます!