新月


新しい年号も発表されて、いよいよ時代の移り変わりを肌で実感しますね。
万葉集から引用しつつ、原典は中国の古典ということで、そもそも梅も大陸から渡ってきて、当時は貴族の間でもてはやされたり梅の花の歌が多く読まれたというのを聞いたことがあります。

来月1日からこの国にとってまた新しい時代が始まるし、6日からは変化の八白の月盤も重なるんですね。
さて、その前に4月5日17時51分は新月です。
度数は牡羊座16度「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」です。

夕日というのは逢魔時、黄昏時であり向こうの世界の扉が開く時間帯のものです。
その光の中で踊っているのは、西洋版座敷童子の妖精です。
お家を綺麗にしてくれたり、いたずらをしたり、時には替玉の妖精の子と人間の子供をすり替えて攫ってしまう妖精です。妖精の子は身体が弱くすぐに死んでしまうとされ、昔は子供が亡くなることが多かったのでこのような伝承があったようです。

16度というのは対向の星座の影響が流れ込んできます。
牡羊座の持つ迸るようなエネルギーや勢いが一旦落ち着いて、天秤座的な、他者との関わりや協力関係という事に縁が出てきます。のんびり楽しむとか、ちょっと一息つくかんじです。

新月は対人関係の位置にあるので、まさに他者との関わりという意味が強いです。
新年度を迎えて、新たな人間関係やおつきあいが始まった今の時期にまさにぴったりです。
新入歓迎会とか、飲み会とか集まりとかの暗示もあります。

その土地や居場所、職場の古いしきたりやルール、お局的な存在や怖い上司などを表す星々と凶角で、しつけられたり、ちょっとストレスを感じるような事があるかもしれません。
この配置自体はハードなので、例えば家庭や職場での居心地の悪さというのはあるかもしれませんが、思いやりのあるコミュニーケーションや他者へのいたわりや想像力を持つことで、かなり緩和されそうです。
職場などで指導する側は特にそれがキーワードです。

東の地平線にはラッキーや癒しを表す感受点も重なっています。
ストレスを癒すために瞑想みたいなことも良さそうです。快眠グッズとかも注目されるかも。

一時期ほどの大量の残業はしていないもの、私も最近勝手にノルマを課してお仕事をしています。
色々大変なこともあるけど、楽しんでもらう事や喜んでもらう事を1番に考えてやっています。
疲れた時はわんこが癒してくれるので、またがんばれます。
ちょっと一息つくってけっこう大事ですね。